出ました。
初めてのGPでいろいろ考えたので備忘録


①デッキ選択
3月下旬当たりからモダン練習開始
手持ちで組めるのが親和、バントエルドラージ、エルドラージトロンだったのでこの中から選択することにする
世は死の影パンデミックで、死の影にメインから厳しい新和は鳴りを潜めていた
とりあえず死の影に微有利で他も丸く見れるバントエルドラージから調整を開始、GPTもこれで抜ける

が、4月中旬あたりからMO上でバントエルドラージがみるみる数を減らし、死の影も減少したことで新和が再びトップメタに
現実のメタはMOのメタより少し遅れてくるならGP当日の親和の立ち位置もいいままなのでは・・・
と思ってた矢先にBMOモダンで親和が優勝
参加者の多くがGPの指標にするだろう直前の国内トーナメントで親和が優勝してしまい、デッキの性質的に目をつけられたら勝てないだろうと判断し、親和を断念

デッキが定まらないままBMOモダンの結果を眺めていると、アモンケットで強化されたアブザンカンパニーと死せる生が上位に多く見られた
また、今まで中途半端な印象が拭えず敬遠していたエルドラドラージトロンがかなりの数入賞していた
親和を選択肢から捨て、バントエルドラージとエルドラージトロンで比較した場合、カンパニーと死せる生、そしてMO上で数を増やしていたURストームにエルドラージトロンのほうが相性がいい
バントはエルドラージトロンにこそ有利だが、上記3つの流行のアンフェアデッキに軒並み相性が悪いのが目に付いた

また、エルドラージトロンはモダン特有の1枚で詰むようなサイドカードがなく、デッキ単位で不利なデッキは無色のサイド幅の狭さから改善しづらいが、
ヘイトが上がっていてもサイド枠で対策をされることはないだろうという点が、
資産の都合上MOほどデッキを変えづらい現実の大会にマッチしているだろうという考えがエルドラージトロンを使う選択を後押しした

そんなわけで、神戸2週間前くらいに概ねエルドラージトロンで行くだろうという方針を固め、細かい調整を始めた


②使用リスト
実際にGPで使用したリストは以下

クリーチャー:20
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《作り変えるもの/Matter Reshaper》
4:《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
4:《現実を砕くもの/Reality Smasher》
3:《終末を招くもの/Endbringer》
1:《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》

呪文:16
2:《四肢切断/Dismember》
3:《虚空の杯/Chalice of the Void》
1:《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
4:《探検の地図/Expedition Map》
3:《精神石/Mind Stone》
1:《全ては塵/All Is Dust》
2:《解放された者、カーン/Karn Liberated》

土地:24
4:《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
1:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4:《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
4:《ウルザの塔/Urza’s Tower》
2:《荒地/Wastes》
4:《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
4:《幽霊街/Ghost Quarter》
1:《ウギンの聖域/Sanctum of Ugin》

サイドボード:15
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
1:《四肢切断/Dismember》
1:《虚空の杯/Chalice of the Void》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2:《真髄の針/Pithing Needle》
3:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
3:《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1:《全ては塵/All Is Dust》

構築の際に悩んだポイントは以下

・メインのウラモグ
日本のリストではほぼデフォルトになっているが、海外やMOのリストでは入っていないほうがメジャー
ミラーはサイドるつぼがポピュラーになった今お互いにトロンランドを割りあうから出ないと思ってて、実際調整中はずっと入れてなかった
が、直前の井川氏の放送で「ウラモグはいる」と明言していたのを見て揺れ、前夜になって採用
GP中に一度もキャストすることはなかった・・・

・ウギンの聖域
海門の残骸の弱さが気になっていたのとウラモグを採用するなら、という理由で採用

・チャリスメイン3、サイド1
チャリスは相手によってブレ幅が激しいうえ、有効なマッチでも複数枚引くと腐るためメインは3枚に抑えた

・精神石3
難題を早出しできるかがキープ基準になるので、キープしやすくするための札として増量

・漸増爆弾3
苦手な死の影と多いと想定したURストームに有効なカードなので多めにとった
実際結構活躍する場面は多かったが、死の影の処理をこれに頼って古の遺恨でプランが瓦解したゲームも多かった


③大会結果
こんな感じでデッキを決定し、いざGPへ
結果は、

bye
bye
アブザンカンパニー ○○
ジャンド死の影 ×○×
マーフォーク ×○×
エルドラージトロン ×○○
アブザンカンパニー ○○
タイタンシフト ×○×
グリクシス死の影 ×○○

青白コン ○○
ジャンド死の影 ○××
緑黒トロン ○○
死せる生 ×○○
バーン ○×○
ジャンド死の影 ×○×

10ー5で264位、プロポイント1点獲得

負けた相手がタイタンシフト、マーフォーク、ジャンド死の影と順当に苦手なところに負けたなという印象
とはいえジャンド死の影相手はどうにもならないほど不利というわけでもないはずだし3回もあったら1回は拾いたかったなという感じ


④反省とこれから
結局ウラモグは唱えることなかったしいらなかった
自分の感覚に自信が持てず、直前になって長いものに巻かれるような形で構築を決めてしまったのは反省

・・・と思ったらベスト32までに入ったエルドラージトロン2デッキがどっちもウラモグとエムラクール採用してて真顔になった
みんなこれ出るの?俺がトロン揃えるの下手なの?
このデッキの構築はまだわからず・・・

GP初参加にしてはそれなりの結果を出せたので、今後も後退することなくもっといい結果を出せるよう今回以上の準備をして次のGPに臨みたい
さすがにまだ構築しか出る気にならないから次いつ出るかわからないけど

あとbyeは大事だと身をもって実感したのでGPTがなくなる以上PWP意識してもっと倍率高いイベントに参加しようと思いました
まずは近場のPPTQから!


おわります

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